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慈悲について

1 ::2000/04/04(火) 21:56

 姥捨山伝説が、全国各地に残っている。一定の年齢に達した老人を、
領主の命令で山に棄てるといったものや、妻が憎むので自分の親を
山に棄てに行くといったものなど、さまざまなパターンがある。
 その数多い姥捨山伝説のなかで、「枝折り型」と呼ばれるものが、
とりわけわれわれの胸をうつ。息子が老母を背負って山の中に入って行く。
背負われた老母は、手を伸ばしては木の小枝をとって、それを短く
折って路上に落とす。帰りの道しるべをつくっているのである。

息子が母に言う。
「ばあさんや、帰ろうと思ってもダメだよ」
「帰りゃせんよ……」
老母は短く答える。
「じゃあ、なんで道しるべをつくっている……?」
「おまえが帰り道に迷うと、かわいそうじゃからのう」

「慈悲」の“慈”は「友情」といった意味であり、“悲”は「呻き」
(うめき)だという。嘆き苦しんでいる者に友情を持ち、その横にあって
自分もまた同情の呻き声を発するのが、仏教でいう「慈悲」である。
 どんな理由であれ、子どもが親を棄てなければならぬ状況は、まさに
地獄の苦しみである。もちろん、棄てられる母親だって、その悲しみは
大きい。しかし母親は、自分の悲しみは忘れて、息子の苦しみに同情の
呻き声を発しているのだ。その呻き声が、道しるべの小枝になっている。
とても美しい親の愛情であり、慈悲の行為である。

              (ひろちさや 『まんだら人生論・上』 読売新聞社)


2 :名無しさん:2000/04/04(火) 22:48
年寄りはこの世から抹殺されるべきです。


3 :ドーキンス教授:2000/04/05(水) 00:56
人は,遺伝子の乗り物である。
遺伝子は,自己の遺伝子を,個体という船に乗せ時空を渡っていく。
思うに,オババの遺伝子は,自己の遺伝子を受けついだ
息子の遺伝子を守るため,1の行動をオババに発現させたと思われる。
遺伝子ってほんとに残酷!!!

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